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魚谷しおりWeeek!6:代償は獣の罠
また雪降ってきた。寒い。

代償は獣の罠 (白泉社花丸文庫BLACK) 2009年3月25日刊

魚谷しおり『代償は獣の罠』

あらすじ* (カッコ)内は私のツブヤキです。
大手食品会社の営業部員、田嶋一貴(たじまかずたか)の部署に、新たな上司が配属されてきた。年下だが(あっ年下だったんだ…表紙見て、教師×男子高校生かと思ってた。ちょっと安心した。)幹部候補と噂の新上司(新庄市って変換された(笑)←地元ネタ)と顔を合わせた瞬間、田嶋は凍り付く。彼、河西岳輝(かさいたかてる)はかつての教え子だった。大学時代、家庭教師として高校生の河西を教えていたのだ。しかも失恋したショックのせいで、1度だけ肉体関係を持ってしまった……。忘れていてくれればとの願いも虚しく、河西は田嶋の体を要求してきた。(注意一秒怪我一生)河西に呼び出されればどこへでも赴き、陵辱される日々が続く。だが河西の真の目的は他にもあって……!?オフィスで華麗に繰り広げられる濃厚なラブサスペンス!(うん。女史のデフォルトは年下攻&スーツのリーマンになったようだ。

感想
ん。
何かもう、普通に読める。
(はあぁ〜私なんて) ←伏線

今までのとだいぶ雰囲気が違います。
2部構成になってて、あとがきによると、最初の方が雑誌掲載作で、後のがその続編の書き下ろしだそうです。
1部『あの日の影』にちりばめられたキラキラとステキなフレーズに心ときめかせているその状態で2部『残された影』を読むと、その緩みまくった気持ちに田嶋(受)のキツイ心情描写が容赦なくグサグサ突き刺さってきて、しばらく鬱々と浮上できないので……気持ち的に余裕があるときに読んだ方がよろしいかもしれません。
(一番ダイレクトにグッサーと来たのは田嶋視点の地の文『田嶋はあらゆる面で見劣りがした』の一文ね。いや全くホントにそのとおり、私なんてありとあらゆる面でどうしようもないさいていな駄目人間ですとも……鬱々)

それにしても『応接室の怪』(仮)には度肝を抜かれましたね!いまだかつてそういう職業の人間でもないのにあーんなことやっちゃった人がいただろうか、いやいない。反語。田嶋は自分では自分を卑下してたけどそんなの全く過小評価ね!いざとなったときに勇気を出せるかどうか、それが人として大事なんですね。

今回は、その後のふたり、と言いますか…気持ちが通じてカップルになってからのふたり、という御本では最初の取り組みを読めて新鮮な気持ちでした。(私の心臓に矢は刺さってるけど)
カテキョの美人先生という魅惑的な存在&立場が、10年前も、10年後の現在も、変わらないのは微笑ましく、可愛らしかったです。

どうでもいい個人的覚え書き
・2部『残された影』の田嶋地の文には軟弱な人間には尋常でない殺傷力がある、私は今かなり呼吸困難で目の焦点が合わなくて手が冷たくなってて血圧上がってるような気がする、血圧ってなにかわかんないけど
| ショウジマキコ | Book/ShioriUotani | 08:30 | comments(0) | - | ↑TOP









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