女史のおかげで今年めでたくBL読みに復帰した私ですが、どういうことだか思っていた以上にブランクがあったようで、本屋の棚の前に立つと『このひともこのひとも知らねぇ……』と呆然としてばかりのここ最近です。
で、幾人かの新しい(それまで読んだことのない、という意味ね)作家さんの作品を読む機会がありまして、そのうちのお気に入りのひとりが、
深井結己。
(『
晴れたる青空 
』のカバー美しい…ほんとうにうつくしいです……。文字なんてただの黒一色なのにさー。見てると涙が出てきて止まらないぜ。カバーを外した状態の表紙も『そう来たか!』と思いました。なんちゅう余韻だ。)
今持っている本の中で一番読み返し率高いのは、『
それは僕の愛じゃない
』。
年下攻!メガネ!サイコー♪(笑)
という設定LOVEなのももちろんあるけど、胸をグサグサえぐってくるこの切なさ!自分が好きなひとが、自分じゃないひとのことが好きだ、という、絶望と背中合わせの幸せ。切ない……。タイトルが内容と完璧にリンクしているのも素晴らしいですね!
…なので、今日というか時間的には昨日、『
さようなら、と君は手を振った (プラザCOMIX Hollyセレクション)
』を見つけたので、読んでから買おう、と思って立ち読みを始めたのですが……・・・
……今の私には、これに耐えられるだけの精神力がない……号泣。
主人公最低とか、このマリって女最低、とか、そういうツッコミはもちろんあるけど、そういうところは置いておいて、
『愛し合っているのに、一緒に生きない』
という選択、
……
耐えられねえよぉ〜(号泣)
だって10年後ってさ、10年後ってさ、10年経つ前に死んじゃうかもしんないじゃん?
1年に1回2回会ったからって、そんなの……
啓介(受)が東京に来たんだから、次は誠一(攻)が東京での生活やめて旅館に婿に行けばいいじゃん!そんで一緒に生きればいいじゃん!!
(そういう展開になるような話でもキャラクターでもないのは分かってるけど!)
読み終わって涙で目の前が見えなくなったので、涙が本に落ちる前に、閉じて、棚に戻してしまいました…。
で、帰ってきて、Amazonでレビューを見たら、原作の本が出てて、まんが化された部分以降の分が書かれていると!
私、辛すぎて読みたくないけど、もしかしたら何らかの光明があるのかもしれない、と思うと、やはり原作小説も読まねばならないでしょう…。
(こうやってどんどん関連書籍に手を出してって、抜けられなくなるのよねー。底なし地獄。シアワセ〜/苦笑)
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結末に耐えられない、という個人的感想を除けば、やはり『深井結己の力量は凄い』と言わざるを得ないと思います。小説一本きっちり読んだのと同じだけの密度があるし。(これもAmazonに書いてあったけど、小説の挿絵?とリンクしている表現とかあるんだって。やはり両方揃えて確認すべきなのか)
あと、木原音瀬に関するものはこれで最初に読みましたが、このひとの作風って全部こんななの…?切ない系というか、辛い系の作風の作家さんだとしたら、この先読めるか分からないな。私、今は辛い系の作品が読める精神状態じゃない…。
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書いてて気づいたけど、『一緒に生きない』という選択、『
BrokebackMountain
』もそうだよな。
…ちくしょう……じんせいはいちどしかないんだぜ。泣。